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お口は全身の健康と密接に関わっています。お口の疾患は全身にも様々な影響を及ぼすことがあります。また、全身の健康状態が悪くなると全身の免疫が落ち、お口のトラブルがおきやすくなると言われています。したがってお口の健康を維持するためにも正しいブラッシングといった日々のお口のケアだけでなく食生活を含めた生活の見直しが大切です。また日ごろから、かかりつけの歯科医師を持ち、信頼できる「お口のホームドクター」との二人三脚で、お口の疾患の予防に取り組むことをおすすめします。 |
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| ●まちがったブラッシングによってできた傷 |
| 汚れを落とそうと力まかせに磨くと、歯ぐきを傷つけたり歯を削り取ってしまいます。歯の表面が削られると、冷たいものがしみたりハブラシの毛先があたるだけでも痛みを感じる「知覚過敏」の症状が現われることもあります。 |
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〇擦過傷 |
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〇くさび状欠損 |
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| ●正しいブラッシングのポイント |
| ハブラシの持ち方は、パームグリップ(握り持ち)よりもペングリップ(鉛筆持ち)の方が、歯や歯ぐきに無理な力がかかりません。 |
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| いろいろなブラッシング方法がありますが、ここでは代表的なスクラッビング法とバス法をご紹介します |
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●歯垢のたまりやすいところはハブラシと歯間清掃具を併用して丁寧に |
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かみ合わせの溝は、歯垢が残りやすく最もむし歯になりやすいところです。
歯垢は、歯と歯ぐきの境目や、歯と歯の間などによく残りがちです。
「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」「奥歯のかみ合わせ」は特に気をつけて磨きましょう。 |
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| ●歯ならびの悪い歯 |
歯並びの凹凸している人は、ハブラシを縦にあて、1本づつブラッシング。
歯の重なっているところは、デンタルフロスで。(歯科医院で指導をうけましょう) |
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| すき間のあるところには歯間ブラシを挿入し、上の歯は先端部を下向きに、下の歯は上向きにして前後に2〜3回動かします。 |
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| ●電動ブラシの上手な使い方 |
ブラシの毛先を歯と歯ぐきの間に45度の角度で軽くあて、振動させます。
前歯の裏側はしっかりと電動ブラシをたてて、歯の全面に毛先をあてるようにします。
奥歯の裏側へもしっかりとブラシをとどかせて振動させましょう。 |
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| ●効果的なブラッシングを行うために |
むし歯や歯周病予防にもっとも効果的なのは、就寝前のブラッシングです。
なかなか時間がとれない場合は、音楽を聴きながら、お風呂に入りながら、テレビを見ながらなど、「ながら磨き」をおすすめします。 また、ブラシが開いたり、毛先が磨耗したものは、清掃効果が下がります。約1ヵ月を目安に、ハブラシを交換してください。 |
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誰でも小さいころ、「よくかんで食べなさい」と注意されたはず。「よくかむこと」は、子育て、しつけの基本的項目になっていました。よくかむことが体のためによいことを経験的に知っていたからでしょう。体のためによい「かむこと」と「唾液」は、大きなかかわりをもっています。「バランスのよい食物をよくかんでよく消化吸収すること」が健康づくりの基本です。よくかむ習慣をつけると相乗効果でお口の中だけでなく全身が健康になります。 |
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| ●かむことの働き |
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1.消化を助ける |
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2.唾液の分泌が良くなる |
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3.顎を強くし、顔形の正しい発育を促す |
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4.脳の働きを活発にする |
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5.食材の異物を発見し、排出する |
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| ●唾液の優れた働き |
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口腔粘膜を潤し、口を滑らかに |
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お口の中には、体の中で最もかたい歯と最もやわらかい粘膜が同居していますが喋ったり、食べたりしても傷つかないのは、唾液が口中を潤しているからです。 |
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| 2. |
消化を助ける |
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唾液の中には、消化酵素のアミラーゼが含まれています。アミラーゼは、糖質・でんぷんなどを麦芽糖に変え、体内に吸収しやすい状態にする酵素です。かむ回数が多いほど唾液アミラーゼの分泌も多くなり、糖質の消化がよくなります。 |
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| 3. |
食塊を作る |
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唾液との混和で適当な食塊ができるため、飲み込みやすくなります。 |
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生体を守る(生体防御の働き) |
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人体で外に開いている部分(口・目・鼻など)には、外から侵入してくるバイキンなどを防ぐ役割を している生体防御機能が働いています。唾液に含まれるリゾチームがそれで、抗菌作用をする酵素なのです。リゾチームは、唾液だけでなく、涙や汗、リンパ腺、鼻粘膜、肝臓、腸管など生物体内に広く分布していて、いろいろな細菌感染から生体をまもり、生命維持に欠かせないものです。 |
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| 5. |
唾液腺ホルモンで老化予防 |
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唾液腺ホルモン(パロチンという)は、骨や歯を硬くする(石灰化)に役立つほか、血管、皮膚、毛髪などの発育にも関係します。これが不足すると、骨・歯・皮膚・毛髪などの発育障害、血管壁の弾力繊維の減少などにつながります。つまり、唾液腺ホルモンの分泌がさかんであることは、こどもでは発育促進、大人では老化防止につながるといえます。 |
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| 6. |
口の中を洗う |
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唾液は、お口の中を洗い流す役目もしますから唾液の分泌の多い人は、お口の中が汚れにくく、歯の病気になりにくく、分泌の少ない人は、汚れがたまりやすく歯の病気にもなりやすいのです。これらの他にも、唾液は、口中をつねに中性(ph7.0)に保とうとする働きがあり、酸性、あるいはアルカリ性のものがお口に入っても、10分くらいで元の状態にもどします。 |
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| お口の健康管理に欠かせないのが、定期健診。なんでも相談できる「お口のホームドクター」をもちましょう |
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| 1. |
幅広い対応をしてもらえる |
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かかりつけの歯科医師をもつことの意義は、予防から治療まで、あるいは病気や障害になっても、往診を含めて幅広い対応をしてもらえるということです。また、家族もみてもらうことで、その人の生活環境を理解することもできます。高齢になると、歯周病などで多くの歯が失われていきますが、定期健診と予防管理をきちんと受けることによって、長期間歯を失わずに過ごせる場合もあります。また、以前から自分の患者さんであった場合には、たとえ寝たきりになっても、積極的に往診してくれる歯科医師は少なくありません。 |
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| 2. |
継続した診療が受けられる |
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従来からの治療の経緯をふまえた対応をしてもらえるだけでなく、体調に合わせて様子を見ながら、無理のない診療を考えてくれることでしょう。 |
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| 3. |
専門的な治療が確保してもらえる |
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歯科医師は、各自が歯周病や義歯などの治療の専門家である場合が多くあります。これは、かかりつけの歯科医師が専門領域外であれば、専門医や病院を責任もって紹介してくれるということも意味します。このことによって、患者さんは何でも安心してかかりつけ歯科医師に相談することができます。このように、かかりつけ歯科医師は患者さん個人のみならず、家族全員をケアする必要もあり、「家族のかかりつけ歯科医師」としての役割も担ってもらえるのです。 |
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