ENGLISH
トップページ トピックス 事業内容 千里診療所 予防事業部 お口の健康情報 自閉症児 歯科保健教材 お問合せ先 リンク関連  
自閉症の子どものためのやさしい歯みがき指導
はじめに
はじめに
理解するための鍵
社会性の発達の違い
コミュニケーションの発達の違い
想像することの困難性
感覚の感じ方や注意の向け方の違い
やさしいはみがき
はみがきを考えてみましょう
さあ、はみがきを始めましょう!
ムシ歯予防について
歯科に関する相談機関・お問い合わせ
自閉症の子どものためのやさしい歯みがき指導教材
はじめに

 かたい歯を削るドリルやタービンの音、まぶしいライトや白衣、注射器や薬品の臭い、ときには泣きさけぶ声やうめき声など、歯科治療室は子どもに不安や恐怖感をもたらす刺激であふれています。
むし歯になってしまったとき、社会経験の少ない子どもにとって歯を治療することは、たいへん勇気のいることです。できれば子どもには、歯を治療しなくてもすむように育ててあげたいものです。

 とくに自閉症児では、日常的になじみのない環境におかれたとき、たいへん不安になります。歯の治療は、仰向けになって、口をあけ、なにをされているか見えない状態で、長い時間、つよい音や振動、光を浴びながら、ときには痛みや苦痛をともなう処置をうけることです。つよい刺激や人に触られることが苦手な自閉症児にとって、歯の治療はたいへんな試練といえるでしょう。

このような歯の治療をしなくてもすむように、
1.日常的な歯みがき習慣をつけること
2.甘い食べ物や飲み物はじょうずに摂ること
3.定期的なチェックと予防のための指導や処置をうけることが大切です。

 歯科保健は、生活習慣として定着してこそ意味のあることですから、子ども自身にも、周りの者にも、楽しく続けられるものでなくてはなりません。子どものときの経験や印象は、ずっと心に残ります。また、子どものときにつけた習慣は、ながく続きます。
自閉症の特性を理解して、自閉症児にとってわかりやすく、行動しやすくなるよう、工夫しながら歯科保健を実践していただければと思います。その工夫は、家庭だけでなく、学校や施設、さらには歯科医院でも大切なことです。
さまざまな立場や職種で話し合い、協力しながら、自閉症の子どもとともに楽しい歯科保健をはじめてみませんか。そのときの参考にしていただければと、新澤伸子先生と一緒に(財)サンスター歯科保健振興財団の企画に賛同し、この冊子を作成しました。
ご活用いただければ幸いです。

平成19年11月
大阪大学歯学部附属病院 障害者歯科治療部
教授 森崎 市治郎
自閉症児TOPへ
前のページへ 次のページへ
個人情報保護方針 | 個人情報の取扱いについて | サンスターホームページ